Linux 商談時のチェックリスト ■ 技術的な確認項目 - バージョン確認(*1 -- Linux kernel バージョン ( 2.6.20 など ) -- GCC compiler バージョン ( GCC 3.4.6 など ) -- glibc バージョン ( gblibc 2.3.5 など ) -- thread モデル ( 適用の有無、ある場合 Linux thread か NPTL かの確認 ) - OSコア -- 対象 CPU (CPU名称[コア名称]、CPU数、MMU構造、cacheサイズ など) -- リソースサイズ (System RAMサイズ、ROM -- プログラム格納方法 (HDD、CF、SD, NOR Flash、NAND Flash など) -- OS 起動方法 (スタンドアロン起動、ネットワーク起動 など) - OSカバレージ -- サポート対象 CPU 内蔵機能 (SCI、Timer、DMAC、Ether、USB、Graphics など) -- サポート対象 オンボード 周辺デバイス - ユーザー空間ソフトウエア構成(*1 -- パッケージリストの確認(=Root File System の構成要素) -- ミドルウエアフレームワーク (マルチメディアサポート、グラフィックスサポート など) -- アプリケーションフレームワーク (Java など) - デバッグ方法 -- Linux 標準デバッガー (= gdb の SuperH 対応に制限がある事の確認) -- E10A など一般的なデバッガーでは Linux アプリケーションデバッグが出来ないことの確認 -- ターゲットボード ■ ノンテクニカルな確認項目 - GPL 等のオープンソースソフトウエアの理解 -- ソースコードを開示(提供)する義務(*2 がある事の理解 -- 取り扱い説明に GPLの適用、ソースコードの入手方法を説明する義務がある事の理解 -- オープンソースのプログラムの適用はライセンス条件への同意が前提となる事の理解 --- 無保証(ルネサス、及び他のソフトウエア提供者は一切品質保証しない(できない)) --- あるがままの姿での提供(=ASIS 提供) --- ソフトウエア仕様、性能の適合性はユーザーが検証しなければならない事の理解 - 開発体制 -- ルネサスに期待されるサポート範囲の確認 (*3 --- システム開発コンサルティング ⇒ オプション(有償)サポート対象 --- kernel コアの SuperH 依存部分 ⇒ 標準のサポート範囲 --- kernel コアの SuperH 非依存(=共通)部分 ⇒ オプション(有償)サポート対象 --- ルネサスが受託開発したデバイスドライバー ⇒ 標準のサポート範囲 --- オープンソースを利用したデバイスドライバー ⇒ オプション(有償)サポート対象 --- ユーザーアプリケーションの開発 ⇒ 原則としてサポート対象外 --- 障害の切り分け ⇒ オプション(有償)サポート対象 *1:事前に Renesas の推奨提案を確認し、それで良いか確認する *2:製品販売時に機器メーカに対して発生する義務 *3:サポートとは問題解決を約束するものではなく、